割りばしの大半(97%)は中国産といわれています。
割りばしに、防カビ剤の OPP (オルト・フェニル・フェノール)や、漂白剤の二酸化硫黄が使われているとの記事があります。また、強力・危険な洗浄剤を使用しているとか、危険な消毒剤を使用しているとかの記事もあります。
例えば、「中国割り箸製造工場の恐ろしい実態!割り箸使用は本当に危ない!」とか、「割り箸使用は本当に危ない!(続編)ーまだ割り箸使ってますか?」とか。
OPPは、発がん性物質ですし、二酸化硫黄も、有害物質です。
しかし、ネットの情報ほど不確かなものはありません。
とりあえず、厚生労働省のサイトで検索してみました。
厚生労働省のサイトでは、「割りばしに係る監視強化について」の資料に、以下の結果が記載されています。
平成14年度検疫所における中国産割りばしの検査実施状況(1月5日現在) 防かび剤3成分については、検出が認められていないが、漂白剤の成分である二酸化硫黄については、検出が認められており、今後、本通知に基づき溶出試験を実施する予定。
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少なくとも、検査したいくつかの割りばしに、二酸化硫黄が検出されたのは確かということになります。
もちろん、すべての工場からの割りばしを調べたわけではありませんから、実際危険物質がもっと入っているものがあるのかもしれませんが、その点、確実で確かなデータが見つからないため、なんとも言えません。
でも、二酸化硫黄の検出を見ただけでも、My割りばしを持ち歩くというのは正解のようです。
もし、さらに詳しい情報をお持ちの方がおられましたら、是非お知らせください。